カルーガ地方について

カルーガ地方に関する一般的な情報

位置

カルーガ州は1944年7月5日に成立し、現在は中央連邦管区に入っている。州都はカルーガ市である。カルーガ市からモスクワまでの距離は188キロ。

面積は29、800km²(ロシア連邦面積の0.17%)

カルーガ州は東ヨーロッパ平原の中心、オカ川とデスナ川の流域に位置する。モスクワ市のトロイツ行政管区、モスクワ州、トゥーラ州、ブリャンスク州、スモレンスク州、オリョール州と州境を接している。

カルーガ州の領内にはモスクワ―キエフ、ドンバス―サンクト・ペテルブルグ、及びシズラニ―ヴャジマとミチュリンスク―スモレンスクという主要な幹線鉄道が通る。その鉄道でカル―ガ地方と、モスクワ、サンクト・ペテルブルグと、ウクライナや沿ヴォルガ地方、その他中央チェルノジョーム地方やベラルーシと繋がる遠距離の通過輸送が行われる。

カルーガ州の領土に連邦にとって主要な二つの大きな自動車道路がある(モスクワ―ブレスト、モスクワ―キエフ)、その道路でモスクワとウクライナ、モルドバ、ルーマニア、ブルガリア、ハンガリー間の通過輸送が行われる。供用の鉄道と自動車道の数においてカルーガ州は国の上位20地方に入っており、さらにはロシアの最も発達している遠距離交信設備の機構がある上位10地方の中でダントツの一位でありつづけている。

カルーガ州の経済・地理的な地位が現在の水準にあるのは国の首都と産業の中心地であるトゥーラ市とブリャンスク市が近くに位置していることも一因となっている。

 

人口

ロシア連邦統計本局のデータによると、2014年1月1日現在、カルーガ州の人口は1、004、544人、その内、都市人口は763、051人(75.96%)だった。ロシア人は全人口の86%となっている。州の人口密度は高くなく、33.77人/km²である。

 

気候

カルーガ州の気候は温帯大陸性で、季節がはっきりしている。夏は適度に暑く、多湿である、冬は適度に寒く、安定した積雪がある。7月の平均気温は北で+18℃、南で+21℃であり、1月の平均気温は-12℃から-8℃程度である。暖かい季節は(一昼夜平均気温が“+”の日)北で205日間、南で220日間続く。年平均気温は北と東北で3.5から4℃の間、西と南で4.0から4.6℃の間で上下する。厳寒のない期間は平均で203-223日続く。北はカルーガ州の最も寒い地帯であり、中心部は適度な寒さである。そして、南、森林ステップ地帯においてはかなり暖かい気候である。

 

教育

カルーガ州では様々な所轄官庁属と所有の958施設が教育活動を行っている。州に262の就学前児童用施設、346の普通教育学校と17の寄宿制学校がある。

職業教育制を58の初等と中等職務教育施設及び27の大学が実施している。

カルーガ州では地方の経済における将来性のある分野を考えてリソースセンターを作成する活発な活動が行われる。2018年までに実用職業に関する3つの総合的なセンターが開設する予定である。それによって先進企業の採用部門の緊密な協力のもと、現在の生産ニーズに合致するハイテクノロジーの設備を導入し実際に使用することで、その分野の専門職員を育てる可能性が生まれる。新しい規格に応じてカルーガ州では実習を目標とする教育(職業教育の二重化システム)の原則が実現されている。そのシステムは2ヶ所で教育を受けることを意味する(授業で必要な理論的知識や基本的な実習の知識を身に付ける教育施設での教育と、企業での実習により経験による知識や能力を獲得する)。

 

最大な大学

K.=E.=ツィオルコフスキー記念のカルーガ国立大学

 http://tksu.ru/

オブニンスク原子エネルギー大学 ― 国民原子研究所「モスクワ工学・物理学大学」の支部

    http://www.iate.obninsk.ru/

  N.=E.=バウマン記念のモスクワ技術国立大学のカルーガ支部

   http://bmstu-kaluga.ru/

  ロシア農業国立大学(K.=A.=チミリャーゼフ記念のモスクワ農業国立大学)のカルーガ支部

   http://kaluga.timacad.ru/

 

保健

現在はカルーガ州に108の医療・病気予防施設があり、36の病院、4の診療所、16の外来病院(4つの口腔外来病院を含めて)、5の保養所、2の輸血施設、7の救急所、2の子供の家、病気予防センター、法医学的鑑定局、8の健康管理室、445の准医師・助産婦所、28の国立衛生・伝染病予防センターがある。

1990年にエイズの治療・予防州センターが設立している。センターは外来病院があり、現代免疫学研究室が設置されている。

カルーガ州の最も主要な治療施設は、医療相談外来病院があり、30種類の治療手当を行うことが出来る、1215のベッドがある総合州立病院である。

1988年に「眼科用顕微外科手術」の科学技術集合施設が開設され、120、000人の患者が施設を訪れた。最新の設備と外科医師の能力の組み合わせは手術の高い成功率を約束している。

オブニンスク市では放射線医学と放射線生物学の分野でロシア連邦の最も主要なセンターである、ロシア医学アカデミーのユニークな医学放射線科学センターが効果的に作動している。

2010年からカルーガ市で1つの市立救急所(「アントニウスメドヴィジオン」)が稼働している。18の総合外来病院はカルーガ市とオブニンスク市に集中し、2012年にオブニンスク市で最初の常設医療機関(第1クリニック)が開設された。